日本人の心の故郷(ふるさと)神社「神道」に触れてみませんか (*^_^*)v

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紙垂(しで)や御幣の切り方♪

2016 - 08/30 [Tue] - 06:45

神事につきものなのが「紙垂(しで)」です。

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「紙垂」とは普段の生活の中では使わない言葉
なに?という方も多いと思いますが
見れば、「ああ~」となるかと思います。

逆に…神事に使う
「これ1は、何ていう名前ですか?」

ということをよく聞かれます。

そう、これのことを「しで」と言います。

「四手」とか「四垂」とか書いたりもしますが
一般的には「紙」が「垂れる」と書いて
「しで(紙垂)」と言います。

「大きさや種類は有るんでしょうか?」

玉串についている3
祭典で榊につける2も「紙垂」といいます。

そして、他にも多いご質問は…

「どうやって、切る(作る)のでしょうか?」

お正月の玄関飾りや
お祭の当番になって準備をしなければ…
といった方からの質問が多いのですが…

せっかくですから、写真でご説明させていただきますね♪

4

まずは、障子紙を2枚重ねます。

5

次に、つるつるの方を外側にして半分に折ります。

次に、4等分(もしくは折り目の方を狭く)にし、3分の2切り込みを入れます。

6

初めに両側2ヶ所。

7

ひっくり返して、真ん中を切ります。

折り目を左側にして(上に切り込み2ヶ所にして)置きます。

8

手前に折ります。

9

次も手前に折ります。

完成

次も手前に折ったら、出来上がり♪

右下に、垂れていく形に出来上がります。

この面が外側を向くように、注連縄に挟み込みます。
紙垂
お祭の時期になると、道沿いに注連縄が張られ
お祭ムードが漂い
お正月になると、駒ヶ根の街の中も
道路沿いには注連縄が張られ「紙垂」がつけられ
お正月一色に彩られます。

注連縄の一辺には、偶数枚の紙垂を取り付けます。

では次に、「御幣(ごへい)」についても書きたいと思います。



御幣(ごへい)って、どうやって切ったらよいのでしょうか?

皆様の神棚には、御札をお祀りされていると思います。
20071228143912.jpg
これは、我が家の神棚ですが、
古いご家庭の神棚には
「御幣」をお祀りされているところもあるかと思います。

20071228144221.jpg

これが一般的な「御幣」で
祝殿(いわいでん)にお祀りされているのは、この御幣です。

上に書きました「紙垂」を2枚
反対に折って重ねると、この「御幣」が出来ますが
「御幣」の中には特殊なものもあります。

20071228144643.jpg

う~ん…複雑です。

20071228144806.jpg

紙(和紙)を2重にし
適当な大きさに切り、切り込みを入れます。
20071228144952.jpg
ここからが、通常のものと違うところですが
2つに折ってあったものを開きます。
20071228145112.jpg
真ん中の下を折り込みます。

20071228145556.jpg

手前に…手前に…と折ってきます。

両側を折って完成です。

20071228145502.jpg

台所、カマドにお祀りする
「竈神(こうじん)様」と似た形ですね♪

20071228150049.jpg

「祝殿」様があるお宅では
「祝殿」様のお祭を毎年されると思いますが
この「御幣」をお持ちいただき交換してお祭します。

シーズン通して、一番多い質問ですし
閲覧数も一番多い質問です♪
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神様の数え方

2016 - 08/29 [Mon] - 06:43

1人2人3人4人…?
御神体だから、1体2体3体4体…?

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「数え方」なんていったら失礼ではありますが
分かり易く言うためにこんな題名にしました。

以前私が奉職(ほうしょく・お勤め)していた
松本の「四柱神社(よはしらじんじゃ)」という
松本城へ行く途中の縄手通り(なわてどおり)脇にあります神社
こちらには「天之御中主(あめのみなかぬし)神」
「 高皇産霊(たかみむすひ)神」「神皇産霊(かみむすひ)神」
「天照大神(あまてらすおおみかみ)」が祀られています。

20080223102728.jpg
(松本市「四柱神社」)

四人の神様
そう、神様は1柱(ひとはしら)・2(ふた)柱・3(み)柱…と
数えますので、4(よ)柱の神様が祀られているということで
当神社は「四柱・よはしら」神社と言います。

では、なぜ神様は「柱」で数えられるのでしょうか?

やはりこれも、「これが答えだ!」のような答えではなく
いくつも説(というか考え方)があります。

神様、または亡くなった方の御霊を数える時にそう数えるのは
尊いものを数えるという意味で
古くは石器の時代に神様を招くために
柱を立てたからいう説があります。

日本の、昔の家の中心の柱は、大黒柱(だいこくばしら)と呼び
神様がいるとされていましたし
伊勢神宮正殿の心御柱(しんのみはしら)は、神様のよりしろ
神宮の聖なる中心と考えられています。

また、神事に柱を立てる習慣も日本各地にみられます。

その代表とされているのが
我が信濃国一之宮(いちのみや)「諏訪大社(すわたいしゃ)」

20080223102828.jpg
(諏訪大社「御柱」木落)

で行われます「御柱(おんばしら)」ですよね。

20080223103104.jpg
(諏訪大社「御柱」立て御柱)

単純に、神様は神社の境内などにある
由緒ある木に宿っていると信じられているところから
1柱、2柱と数えるという説もあります。

どれが正しいとか、間違いとかはありませんが
尊いものを数えるといったことに間違いありません♪

各地を探すと、二柱神社・三柱神社などあります。
三十八柱神社という神社もありましたが
なんて読むのでしょうか(汗♪
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忌服について♪

2016 - 08/28 [Sun] - 09:43

忌服(きぶく)とは、家族や親族、近親者に不幸があった場合
家にこもって謹慎することをいいます。

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地鎮祭の質問シリーズでも書かせていただいたことがありますが
忌服期間についてお話しさせていただきます。

忌服期間には、結婚式などのおめでたい席への参列や
神社への参拝は控えるとされています。

また喪中に年を越す場合は
しめ縄、門松、積餅などの正月の飾りをつけたり
おせち料理を食べたり、年始回りや年賀の挨拶を控える
といった風習がありますが、忌の期間が過ぎていれば
普通にお正月を過ごしていただいてもかまいません。
お正月に魂をいただく♪ブログ参照)

「忌」とは、故人のための祈りに専念する期間であり
故人のことだけを考え、外部との接触を避け
家の中にこもって一切家の外には出ない期間
というわけでありますが
今ではなかなかそうもいかないのが現実でしょうか。

では、一般に言う「忌中(きちゅう)」と「喪中(もちゅう)」
の違いはなんでしょう。

「忌中」とは
仏式の場合ですと「四十九日」の忌明けまでを指し
神式の場合ですと「五十日祭」の忌明けまでです。

「喪中」とは、死者を偲び
本来であれば喪服を着ている期間のことですから
故人と自分の関係で人によって異なるとしており
いわゆる「悲しみの深い期間」とでも言いましょうか…
仲が良かったり、世話になったり世話をしたり
関係が深ければそれだけ悲しみも深くなり
「喪中」の期間が長くなるということになります。

でも、いつまでも悲しんでいては、故人も浮かばれません。

ということで、喪に服す期間は
人それぞれと言って良いでしょうけれど
現在の一般通例では
前記のように1年を喪中とする場合が多いようです。

正式な規程ですが
これは明治7年に定められたものです。(太政官布告)

忌中・喪中の順で書きます。

父母 50日・13カ月
夫 30日・13カ月
妻 20日・90日
兄弟姉妹 20日・90日
祖父母 30日・90日
おじ・おば 20日・90日

現在は、特別な定めはありませんが
忙しい世の中に併せ一般的な「忌」の目安としては…

配偶者死亡の場合10日間
父母死亡の場合10日間
子供死亡の場合10日間
孫死亡の場合5日間
兄弟姉妹死亡の場合5日間
祖父祖母死亡の場合5日間
配偶者の父母死亡の場合5日間
おじ・おば死亡の場合2日間

といったような日数が目安とされています。

死のケガレを忌(い)む期間
ケガレ…気枯れ…気が枯れる
つまり、通常ではない、悲しい状態のことを指します♪
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下足の向き♪

2016 - 08/27 [Sat] - 06:47

わざわざこのタイトルにするということは
向きにも決まりがあるということです(笑

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皆さんは、玄関で履き物を脱ぐときに
いわゆる「出船」の状態にして
整えるように教えられていると思います。

20080126122214.jpg

でも、御神前ではそれが逆になります。

20080125102236.jpg

神社(拝殿など)に靴(履き物)を脱いで上がる場合は
靴(履き物)は御神前に向かって脱いだまま(向きを直さない)
で社殿に上がります。(いわゆる「入船」)

ですので、もちろん私も
御祈祷される皆さまより先に拝殿に上がりますので
履き物は「入船」の状態で脱ぎますが
拍子が悪いことに(苦笑)わざわざ「出船」の状態に
直していって下さる方もいます。

きっと「神主さん、行儀悪いな~」
なんて思われているのかも知れません…
が、もちろん、口に出して言ってはくれませんから
「御神殿ではこれが作法です」といった言い訳も出来ません(汗

でも、神社の社殿に上がるときの作法は
靴の向きを変えないのが本義なのです。

理由は…社殿から出る際
履き物を履くときに神様にお尻を向けた状態で
履くことの無いよう…ということなのです。

こうしておくと、階段の最後の段でクルッと回って
神様の方を向いて靴を履くということになり
最後に1礼をして社殿を後にすることになるのです。

ですが、普通お家でする作法のように
靴は、「出船」状態にして上がってこられる方が大半
神様に背(お尻)を向けて上がったり
もしくは脱いでから向きを変えられたり…。

御神前では、逆ということを覚えておいて下さい。

そこで、正式な作法をご参考までに紹介させていただきますと…

☆まず玄関を入ったら、そのままの方向で進み
靴を脱ぎ、床に上がります。

この時、相手から遠い側の足から上がることができるとなおのこと
相手に対して失礼のない振る舞いとなります。

次に靴を揃えるため、靴に向かって斜めを向きます。

この時も相手に背を向けないように
注意をしながら方向を変えます。

例えば相手が向かって左にいらっしゃる場合は
斜め左になり靴の向きを変えます。

さらに中央にある靴を、相手から遠い方へ移動します。
(以上、小笠原流礼法)


ご参考にして下さい。

以上を踏まえると…
最近色々なところで目にする光景ではありますが
友人知人お取引先等のお家を訪問の際
靴を出船状態にして上がるのは常識となっています。

…が、家の方がお迎えに出ていただいているのにもかかわらず
そのお方に背中を向けて家に上がるといった
間違った作法をされている方をお見受けします。

また、韓国でのお話しですが
韓国では一般の家庭に訪問した際も
靴は入船状態のまま向きを直さないんだそうです。

向きを直すということは、帰りの準備をすることにあたり
来たとたんに、帰りの仕度をするとは何事だ!…
ということになるそうですから
韓国をご訪問の際には、ご参考にして下さい♪

でも、この方が、礼儀にかなっているように感じますが…
皆さんは、いかがお考えでしょうか?

神主さん、躾がなってない…
なんて思わないで下さいね。(笑)♪
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祝殿様とは♪

2016 - 08/26 [Fri] - 08:46

今日は「祝殿様」についてです。

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「祝殿(いわいでん)」という言葉を普通に使ってきましたが
この辺の言葉なのかも知れません。

「祝殿様」とは、古くからあるお家の敷地の一角に
よく祠(ほこら)を見かけることがあると思いますが
当地域では、この祠のことを「祝殿」と呼んでいます。

その家、またその家の御先祖様のお仕事に縁の深い神様が
お祀りされていることが多いです。

例えば、鉄工所さんや精密機械を扱う工場なんかの庭先には
「金山彦(かなやまひこ)大神様」が
酒屋さんや養命酒さんなどの酒造をしているお庭には
「松尾(まつお)大神様」が
お店など商売をしているところには「大国主(おおくにぬし)」
や「事代主(ことしろぬし)」大神様がお祀りされています。

それとは逆に、その家の祝殿に祀られている神様を見ることで
「あ~、そう言えば家は昔
鍛冶屋さんをやっていたって聞いた記憶がある!」
なんて場合もあります。

それはそれは様々な神様がお祀りされていますが
一番多いのは衣食住を司る神様「稲荷(いなり)大神」です。

統計をとったら面白いでしょうけれど
さすがに調べきれないと思います(汗。

昔に比べると、神主さんを毎年呼んで
祝殿様のお祭をされるところは減ったと聞きますが
「御幣(ごへい)」(いわゆる御神体)をお持ちいただき
「御幣」を新しくして、ご家族だけでお祭をされる
ご家庭もあります。

御幣とは

20071104162708.jpg

祝殿様の中にお祀りされている、神様の拠り代のことで
毎年例祭(決められたとき)に御幣の紙を新しくされます。

それら、すべてのお祭に私が行くわけではありませんが
その家のご家族や、「牧(まき)」と言って
分家されたご親族が集まってお祭をされます。

祝殿はあるけれども、お祭はなかなか…
という方も多くいらっしゃることと思いますが
いろんな意味で余裕がないと出来ないことかも知れませんね。

でも、その家の御先祖様が
縁のある神様をお迎えしてお祀りされたのですから
一番その家に身近な神様が祀られていますので
粗末にされることなくお祭をしていただきたいと思います。

各家庭や牧でお祀りされている神様を「氏神(うじがみ)」様
と呼び、地域でお祀りしている神様を産土(うぶすな)様と呼び
室町時代からは区別して呼ぶことが無くなったようですが
何れにしても守り神様です。

家のルーツを調べてみるのも面白いかも知れませんね♪
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isuzuguuji

Author:isuzuguuji
長野県の南に位置する駒ヶ根市
上穂・北割1区2区・中割・南割
5区の氏神様「大宮五十鈴神社」

祭神は「天照大御神様」(伊勢)
「熱田大神様」(熱田)
「建御名方大神様」(諏訪)始め
13柱の神様が、明治に合祀。

9月23日・24日は当社例祭
中でも、宵祭(23日)に行う
「三国花火」が有名

ブログ執筆は宮司 白鳥俊明

~~~~~コメント~~~~~

「社務日誌」とありますが、神社
のことだけではなく、日々の
想いをブログに綴っています。

座右の銘
「人生は心ひとつの置きどころ」

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