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獅子のお話し♪
23日、朝8時に共楽園を獅子練りが出発しました。そして、街中を神社に向けて練り歩きます。
(写真は平成16年度のもの)
上穂町祭典青年団は、獅子部・三国部・煙火部を始め、11の部で出来ています。今日は、その中の獅子部のお話しですが、本年は獅子部より「獅子通信」なる新聞が発行されていました。
↑その内のvol.2とvol.3を戴きました。
創刊号?(vol.1)も、頂戴したいとお伝えさせていただいてありますので、その内に手元に届くかと(笑。内容は、転載の許可は戴いてありませんので書けませんが、お祭に向けて志気を高める素晴らしいものです。こうして、上穂町の力強い団結力が出来ているのだなと感じる次第です。
せっかく獅子のお話しですので、先日地元「信濃鶴」専務取締役杜氏の純米酒ブログで、振っていただきました(笑)獅子のお話しをさせていただきます。もともと中国から伝わってきたとされている獅子ですが、この駒ヶ根市は面白いことに天竜川を挟んで東と西では、獅子の扱い?立場が全く違うのです。
ご存知、大宮五十鈴神社また大御食神社では、獅子の前をオカメやヒョットコ、天狗に狐などが行列を組んで、獅子を神社に引き寄せて、御神前で獅子切りが獅子の首を落として御神前に頭を奉納して宵祭が行われます。いわば悪者です。それが、天竜川の東へ行くと獅子がお祓いの「大幣」と鈴を持って「悪魔祓い」の舞を御神前に奉納します。悪魔を祓ってくれる、いわば神様に近い存在なのです。なぜ、川を挟んでこうも違うのか…は、全くわからないのですが、とても興味深いですよね。
さて、大宮五十鈴神社も大御食神社も、御神前で獅子切りが獅子の首を落とします。大宮五十鈴神社では「討ち取ったり~!!」と獅子切りの声に歓声がわきます。なぜ、神聖な神社に悪者とはいえ獅子をおびき寄せ、その首を落として御神前にお供えするのか。「獅子は悪者だから、なかなか言うことを聞かない獅子を笛や太鼓の拍子にあわせ、面白おかしくヒョットコが誘い出し、行列に組み込ませて年に一度の祭典でやっつける」ということも言われます。獅子は悪者ではありますが、この行事には、街を練ることで街中の災厄を獅子に付け、それを御神前で討ち取る、やっつける、厄を祓う、そういった意味があるのだと思います。
今年も素晴らしい獅子練りが御神前に奉納されました。上穂の皆様が、氏子を代表して厄祓いをしていただきました。大変ありがとうございました♪また、10月7日・8日は東伊那の各区で秋祭りが行われます。そして、4つのお社で「悪魔祓い」の獅子舞が御奉納されます。以前のブログ「秋祭り日程♪」をご覧いただき、興味のある方、是非お出掛け下さい♪
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「信濃鶴」専務杜氏の純米酒ブログ…『大御食神社例祭』
お祭りによって、いい獅子と悪い獅子がいるんだということは昔から聞かされていましたが、どこで食い違っちゃうんでしょうかねぇ?
大元のお話から違うってことでしょうか。
いずれにしても、私には書けない内容の記事ですから、とても勉強になりました。
この手の記事になったら、また振りますからよろしくお願いします(笑)。
祭莫迦二代目さんへ♪
しっかり体をケアして、普段のお仕事に戻ってくださいね。祭莫迦二代目さんとは、そっちじゃなくて○ゅせんあたりでお会いする確率が多いでしょうね(笑。又お会いできることを、そしてPDFも、楽しみにしています♪
岳志さんへ♪
またの振りをお待ちしています(笑。
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