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日本人の心の故郷(ふるさと)神社「神道」に触れてみませんか (*^_^*)v

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忌服について♪

2018 - 08/30 [Thu] - 08:27

忌服(きぶく)とは、家族や親族、近親者に不幸があった場合
家にこもって謹慎することをいいます。

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地鎮祭の質問シリーズでも書かせていただいたことがありますが
忌服期間についてお話しさせていただきます。

忌服期間には、結婚式などのおめでたい席への参列や
神社への参拝は控えるとされています。

また喪中に年を越す場合は
しめ縄、門松、積餅などの正月の飾りをつけたり
おせち料理を食べたり、年始回りや年賀の挨拶を控える
といった風習がありますが、忌の期間が過ぎていれば
普通にお正月を過ごしていただいてもかまいません。
お正月に魂をいただく♪ブログ参照)

「忌」とは、故人のための祈りに専念する期間であり
故人のことだけを考え、外部との接触を避け
家の中にこもって一切家の外には出ない期間
というわけでありますが
今ではなかなかそうもいかないのが現実でしょうか。

では、一般に言う「忌中(きちゅう)」と「喪中(もちゅう)」
の違いはなんでしょう。

「忌中」とは
仏式の場合ですと「四十九日」の忌明けまでを指し
神式の場合ですと「五十日祭」の忌明けまでです。

「喪中」とは、死者を偲び
本来であれば喪服を着ている期間のことですから
故人と自分の関係で人によって異なるとしており
いわゆる「悲しみの深い期間」とでも言いましょうか…
仲が良かったり、世話になったり世話をしたり
関係が深ければそれだけ悲しみも深くなり
「喪中」の期間が長くなるということになります。

でも、いつまでも悲しんでいては、故人も浮かばれません。

ということで、喪に服す期間は
人それぞれと言って良いでしょうけれど
現在の一般通例では
前記のように1年を喪中とする場合が多いようです。

正式な規程ですが
これは明治7年に定められたものです。(太政官布告)

忌中・喪中の順で書きます。

父母 50日・13カ月
夫 30日・13カ月
妻 20日・90日
兄弟姉妹 20日・90日
祖父母 30日・90日
おじ・おば 20日・90日

現在は、特別な定めはありませんが
忙しい世の中に併せ一般的な「忌」の目安としては…

配偶者死亡の場合10日間
父母死亡の場合10日間
子供死亡の場合10日間
孫死亡の場合5日間
兄弟姉妹死亡の場合5日間
祖父祖母死亡の場合5日間
配偶者の父母死亡の場合5日間
おじ・おば死亡の場合2日間

といったような日数が目安とされています。

死のケガレを忌(い)む期間
ケガレ…気枯れ…気が枯れる
つまり、通常ではない、悲しい状態のことを指します♪
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神道のお葬式いろは♪

2018 - 08/30 [Thu] - 08:26

「神道のお葬式について」
「神道の死生観」と続けてお話ししました。

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では、神道のお葬式に関してのご質問にお答えします。

神葬祭では「お香典」は何というか?

そう、「お香典」ではありません。

お包みの表書きには「玉串料」と書きますが
「御霊前」でもかまいません。

また、お包みはどのような封筒を使ったらよいのか聞かれますが
「蓮(はす)」が描かれていない黒白の封筒をお使い下さい。

神葬祭では「お布施」は何というか?

「お布施」は、お寺さん、またはお坊さんへの御礼ですが
「神葬祭」の場合は、そのまま「御礼」で結構です。

戒名は?

先日もお話ししましたが、神道では「戒名」はつけません。

したがって、戒名料も必要ありません。

神道では、お亡くなりになると
生前のお名前のあとに「命(みこと)」をおつけするだけです。

49日は?

仏教は7日単位と聞きますが
神道では10日単位で
いわゆる49日に当たるのは「50日祭」といい
忌明けの神事となり
この辺では、「50日祭」より拍手は音を立てての拍手をします。

お線香は?

神葬祭では、お線香は用いません。

ただ、この辺では仏式のお葬式が多いものですから
お線香を立てないとお参りした気がしない…
などという方もいますので、あえて否定はしませんが
本来は、神道でお線香を用いることはありません。

お墓は?

神道ではお墓のことを、「奥津城(おくつき)」と呼びます。

決まった形はありませんが、上のご質問に同じく
「蓮」を用いていないもので、香炉も必要ありません。

仏壇は?

「御霊舎(みたまや)」といい
「位牌(いはい)」に当たるものは「霊璽(れいじ)」といい
白木で出来ています。

お盆は?

お盆にもお話しした通りですが
本来の仏教にはない日本固有の「祖先崇拝」
その「祖先崇拝」に基づいたものが神道のお葬式ですから
お盆の行事「迎え火」や「送り火」も行います。

神道では「みたままつり」と呼びますが
新暦のお盆に当たる7月13~16日に
東京の「靖國(やすくに)神社」で行われているものが有名です。

「神葬祭」に関するご質問もお寄せ下さい♪
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神道の死生観♪

2018 - 08/21 [Tue] - 08:25

昨日、神道のお葬式「神葬祭」のお話をしました。

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当地では、「神葬祭」は少なく
私も、お呼ばれするときは殆どがお祝い事ですから
例えば、どこかで「先日は有り難うございました」
といわれて、その御方を度忘れしてしまっていても
「先日は、おめでとうございました」と言ってから
思い出しても間に合うほどに、お祝い事の方が多いくらいですが
あ!あまり良い例えではありませんでしたね(苦笑

昨日もお話ししましたように
神道では、人は亡くなると「神様」になるとされ
戒名ではなく、生前のお名前に「命(みこと)」をつけ
その家の御守護神となられます。

そして、他の宗教のように、死後の理想の世界を持ちません。

例えばキリスト教は「天国」であったり
仏教ですと「極楽浄土」でしょうか。

神道では、天翔(あまがけ)り国翔(くにがけ)り…
私たちの身近なところで、私たちを見守っていてくれると考え
亡くなると「神様」であり「御霊(みたま)」になります。

神道の「死生観」ですが
人は生まれると、産土(うぶすな)の神様より魂をいただく
そして死ぬと、魂が産土の神様の元に返り
御霊祭を繰り返し行うことで「御霊」は浄化され
神様の御位に近づき家の御守護神となるとされており
生まれてから、神様にご挨拶に行くのが
「初宮詣(はつみやもうで)」ということになります。

「御霊」となり、家の御守護神となるという考え
つまり「ご先祖様」という考えですが
これは、キリスト教はもちろん、本来の仏教にはない考えですが
仏教が中国大陸から朝鮮半島を伝わって
それぞれの宗教「道教」や「儒教」と相まって
日本に入ってきて、もともと日本人が大切にしてきた
「ご先祖様」を大切にする「祖先崇拝」を取り入れ
今の仏教となったわけで
そういった他の宗教が日本に入ってくる前からの考え方が
いわゆる「神道」であり、日本人固有の宗教なのです。

「日の本に生まれ出にし益人は神より出でて神に入るなり」
これは、江戸時代の神官「中西直方」氏の詠んだ歌ですが
祖先の神々から出たものは
やがて死ぬときは祖先の神々のもとへ帰っていく…
とうたった歌ですが、まさしく日本人の「死生観」だと思います。

当地では「神葬祭」が少なく
知らない人も多く、分からないこともたくさんあると思います♪
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神道のお葬式♪

2018 - 08/20 [Mon] - 08:24

人生儀礼の中で最も大きなものは「お葬式」です。

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神道でも「お葬式」をしますが
神道の「お葬式」を「神葬祭」といいます。

「お葬式」というとお寺さん、仏教での「お葬式」が多い日本
全国的にはどのくらいの割合なのでしょうか?
長野県では8割方が仏教でしょうか?
ここ上伊那では9割方が仏教のような気がします。

こと駒ヶ根市に至っては、9割9分9厘に近いものが
仏教でのお葬式だと思います。

私も、年に1~2件あるかないかといった位ではありますが
「神葬祭」でお邪魔することがあります。

上伊那でも、飯島町の七久保地籍や
辰野町や箕輪町の一部など「神葬祭」の多い地域があります。

なぜ仏教のお葬式が多いのでしょう?
それは、江戸時代に「寺請制度」というものがあり
日本国民全員が何れかのお寺の檀家となり
そのお寺では現在の戸籍に当たる「宗門人別帳」が作成されたため
私たち神職も檀家になった時代がありましたので
必然的にお寺(仏教)での「お葬式」が多くなったのです。

その後、「廃仏毀釈」が盛んに行われた地域では
神道の「お葬式(神葬祭)」が多く行われるようになりましたが
当地での「神葬祭」は
元々「神葬祭」の多い地域
下伊那地域から引っ越されてきた方がほとんどです。

華美でなく、質素で分かりやすい「神葬祭」
檀家になってお寺の維持費などの付き合いもなく
戒名も無いので戒名代も無いということで
都会でも注目されてきている「神葬祭」だそうですが
当地では、なかなか選択肢にも上がらない位の割合です。

「戒名」といえば、神道では「戒名」ではなく
名前のあとに「命(みこと)」をつけるだけ
つまり神様になられるということですが
「神道の死生観」については
また明日にでもお話しさせていただきます。

名前と「命」の間に
男性の場合は「大人(うし)」や「翁」
女性の場合は「刀自(とじ)」などを入れることもあるようですが
どうやら年齢によってのようでして…
今では60歳で亡くなれば若い方ですが
昔は60歳でも長生きだったわけで
シンプル?統一性?分かりやすく…
「○○○○命」とさせていただいています。

というわけで、明日は「死生観」についてです♪
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盂蘭盆会(うらぼんえ)♪

2018 - 08/14 [Tue] - 06:31

さてさて、ということで今日は
「盂蘭盆会」についてお話しさせていただきます。

「盂蘭盆会」が、「お盆」という行事の元になった…
ということは先日書きました。

その「盂蘭盆経」の解説を要約します。

昔々、お釈迦様のお弟子さんの中に
目連尊者(以下、目連)というお弟子さんがいました。

目連は、とても神通力の強いお弟子さんでした。

あるとき目連は、安居(あんご)という修行の途中
幼くして死に別れたお母さんのことを想い
お母さんは今何をしているのだろう…と
得意の神通力であの世のお母さんの姿を探しました。

目連は、お母さんは良い世界に生まれ変わっている…
そう思っていましたが
何とお母さんは「餓鬼道」に落ちてしまっていたのです。

「餓鬼道」を彷徨っているお母さんは
ひどく喉を枯らし飢えていたので
目連は水や食べ物を差し出しました。

しかし目連が差し出した水や食べ物は
口に入る直前に炎となって消えてしまいました。
何度やっても同じことの繰り返し…
それどころか、その炎は燃え広がり
その炎を消そうとして注いだ水は油となり
お母さんは火だるまになってしまいました。

困り果てた目連は、お釈迦様に相談しました。
「なぜ、お母さんを助けることが出来ないのでしょうか?」

お釈迦様は言いました。
「目連、お前の母親は、自分の欲ばかりに目がくらみ
自分のことばかり考え
人のことを考えて恵み与えるということをしなかったから
死んだ後も、欲に縛られ苦しみ続けているのだよ。
日々良いことをしていれば必ず報われ
悪いことをしていれば必ず悪い結果しか伴わない。
今は、目連が周りの人に恵み与えることで
母親を餓鬼道から救い出すことが出来るだろう。」と。

目連はお釈迦様に言われた通り
安居(あんご)の最終日の7月15日、
修行をしているすべてのお坊さんに食事を恵み与えると、
目連のお母さんは餓鬼道の苦しみから救われました。

喜んだ目連は
「このことを後の世の人々にも伝えていきましょう。」
とお釈迦様に言いました。


この盂蘭盆経が、今の「お盆」の起こりなのだそうです。

ですが、同じ仏教でも宗派によって違うこともあるようですので
違う部分はご容赦をいただければと思います。

この「盂蘭盆経」、仏教が中国に伝わったときに
中国で作られたお経だと言われていますから
「お盆」という行事も、本来の仏教の行事ではないようです。

ここから解釈をしますと
毎年7月15日に地獄に堕ちて苦しんでいる人を救うために
飲食をお盆に盛って施し供養をすることによって
その苦しみを取り除くための儀式が日本に伝わり
日本の先祖供養と相俟って
「盂蘭盆会」の「盆」、飲食を盛る「盆」から
「お盆」という行事として融合したもののようです。

もともとインドの仏教にはなかった「盂蘭盆会」
中国で作られた「盂蘭盆会」でも
上記から御先祖様の御霊が家に
帰ってくるという考えはなかったようです。

日本に「盂蘭盆会」が伝わり
御先祖様の御霊が帰ってくる「お盆」となったようですね。

「千の風になって♪」が
日本であれだけヒットした意味も
この辺にあるのかも知れませんね♪
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Author:isuzuguuji
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祭神は「天照大御神様」(伊勢)
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「建御名方大神様」(諏訪)始め
13柱の神様が、明治に合祀。

9月23日・24日は当社例祭
中でも、宵祭(23日)に行う
「三国花火」が有名

ブログ執筆は宮司 白鳥俊明

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