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夏の風物詩♪
7日、三和森津島神社の祇園祭が行われました。10時に御札のお祓い、1時に宵祭、3時にお神輿のお祓いを行いました。
津島神社の御祭神は素盞鳴大神(須佐之男・すさのおのおおかみ)様、天照大御神様の弟神様です。祇園とは、お釈迦さまが仏説法を説いた所在地のことで、正確には「祇樹給孤独園(ぎじゆぎつこどくおん)」の略だそうで、祇園精舎のことです。平安時代に、京都の祇園社(八坂神社)を中心とした祇園信仰がはじまりました。祇園信仰とは、素盞鳴大神が牛頭天王を神格化したもので、明治以前の神仏習合のなごりがありますね。
祇園祭は、京都の八坂神社や愛知の津島神社、博多櫛田神社の祇園山笠など、祇園神(スサノオ・牛頭天王)を祀る神社の祭礼のことをいい、疫病退散を願い行われる夏祭りであります。祇園の時期を迎えると、梅雨がまだ明けていないとはいえ、いよいよ夏だな~と感じます。
今年は、12団体より23基のお神輿が勢揃いし、駒ヶ根の街を威勢よく練り歩きます。
世間では、いざなぎ景気を越えただとか、景気回復とか言われていますが、なかなか我々庶民の実感するところまでには至らないのが現状です。この祇園祭で、不景気という疫病をしっかり祓っていただきまして、愈々の街の経済活性化をお祈りいたします。
何はともあれ、梅雨の真っ直中にも関わらず、雨の心配のない祇園祭(ここ数年ないですね)を行うことが出来ました。23基のお神輿も、それぞれに街へと担ぎ出されて行きました。怪我・事故がないように、祈っております。
明日は三和森津島神社祇園祭の例祭。また、小町屋津島神社と福岡津島神社の祇園祭があります。明日も良いお天気でありますように♪
企業誘致♪
6日、トヨセット㈱駒ヶ根工場並びに駒ヶ根流通工場の竣工式が行われました。
(トヨセット㈱ホームページより)
トヨセット㈱さまは、ストーブの製造・販売で有名なトヨトミの子会社として、本社を愛知県安城市に構えオフィス家具の製造販売を中心に全国展開している会社です。
駒ケ根工場は敷地面積約3.9ヘクタールに鉄骨2階建て(一部3階)、駒ケ根流通工場は敷地面積2.4ヘクタールに鉄骨平屋建て(一部2階)、ということでどちらも大きな工場です。従業員は100名を予定し、地元採用が60名というのですから、地元にしてみれば雇用は増えるし、外から人も入ってくるし、経済効果抜群です。
ここ数年、トーハツマリーン㈱や、平和産業㈱など、積極的にゾクゾクと企業誘致を進めている駒ヶ根市、名古屋と東京を結ぶ中央道沿いにあるという好条件、それに加えて忘れてはならないのがこの大自然。綺麗な山々、美味しい水に魅せられる経営者も少なくないと思います。
大きな企業が増えることで、雇用も増え、関連企業も増え、人が増え、需要が増え、さて、これからがまちづくりの正念場ではないでしょうか?外から多くの人が入ってきますが、この町を作る中心人物は、この町で育った人々です。頑張りましょう♪
トヨセット㈱さまの益々のご繁栄を心よりお祈り申し上げます。
世界の宗教から♪
5日、長野県神社庁上伊那支部第7回祭祀研修会(全9回)が行われました。今回は「世界の宗教」と題した講義をいただきました。講師は支部内神職さん。「ユダヤ人の宗教」「キリスト教」「イスラム教」「インド人の宗教」「中国人の宗教」について学びました。
いや~。宗教って難しいですね・・・(>_<)。宗教=哲学であると思いました。哲学とは…各人の経験に基づく人生観や世界観…でありますので、教祖様であったり、後世の誰かが前世の誰かを教祖様として宗教としての教えを説いたものによって、信ずるものが信者さんというわけでまさしくその通りであるわけですが、「教え」=「教義」や「教典」を持たない神道からすると、「教義」があることが羨ましいような、羨ましくないような。。。
「宗教」の定義にもよるのでしょうけれど、神道は宗教なのでしょうか?戦後、神社も昭和26年に制定された宗教法人法の下で管理されているので、表面上は一宗教ということになるのかも知れませんが、民俗信仰・自然信仰ですので、宗教とは違うと私は思っています。
それにしても、他の宗教を学ぶことはとても大切だと感じました。日本が恵まれていることがよく解りますし、幸せを再確認することが出来ました。宗教戦争や宗教弾圧など日本には無関係ですもんね。
先日の結婚式のブログのコメントでも少し書かせていただきましたが、生まれたら神社でお宮参りをし、チャペルで結婚式、亡くなったらお寺でお葬式…なんていう国は他にはないでしょうね。こんな事が許されるのも、やはり日本人の心の奥底には必ず「自然を敬い祖先に感謝するといった神道」や「天皇制という太い柱」が根付いているからではないでしょうか?なんて考えてます。
この大自然を、また御先祖様を神様として神社にお祀りしている日本、神道と違い、それぞれの宗教には、それぞれの起こりがあります。先に言いましたように、哲学的でありますのでとても難しいのですが、他の国や、他の文化、他の宗教を知ることはとても大切だと感じ、早速「コーラン」「新約聖書」を購入しました。読みたい本がどんどんたまっていきます…(汗。でも、買っていないより、買った本がそこにある方が読めるかな~なんて(気休め?…苦笑。
夜は、駒ヶ根青年会議所の7月例会。
夢少年委員会主催によりまして、「継続こそ地域力なり~地域の絆で子供たちを育もう」と題しまして、この地域で子供たちと直に接しているお二人(スポーツ少年団指導員さん・ボーイスカウト指導員さん)を招いての鼎談(パネルディスカッション)が行われました。子供たちに地域の大人がどういった関わりをしていくことで、心豊かな夢少年が育まれるか、といった例会でした。
体を動かすっていいことですね♪
駒ヶ根市にあります、駒ヶ根工業高等学校のグランドにおきまして、必勝祈願祭が行われました。ご存知、本年で第89回を迎える全国高校野球選手権長野地方大会に先立ちましての、野球部の必勝祈願祭でした。
必勝祈願祭は、野球部の保護者会が毎年企画されて行われます。第1試合を勝てたとしても、第2試合で対戦するシード校が私立の強豪だとか…。なかなか私立の高校とはレベルが違うのでしょうけれども、日頃の練習の成果を十二分に発揮されまして、悔いのない試合が出来ますことを心よりお祈りいたします。
同じ野球(かなりレベルが違いますが…笑)、昨日「県下神職親睦球技大会」が長野市犀川河川敷グランドにおきまして開催されました。これは、長野県神道青年会が主催し毎年行っている、名前の通り神職の親睦を深めるためのもので、普段超運動不足の神主さん達が長野県中から一同に集い、軟式野球(草野球中の草野球…笑)を行います。
チームは8チーム(北から戸隠・長野・東信・大北・南安曇・松塩筑・諏訪・南信州)、私は下伊那上伊那木曽合同による南信州チームに所属します。小さい頃から野球少年の私は、…といっても見る方ですが…(苦笑、頭で解っていても体が動きません…(泣。個人的な結果はおいといて…、チームは準優勝。昨年は優勝したのですが、連覇を逃してしまいました。残念!!。
でも、親睦野球ですから結果はともかく、楽しい楽しい。なにせ普段体を動かしていないんですから、エラーあり笑いあり珍プレー続出です。続けることに意義があるということで、今年で36回目を迎えた球技大会、らいさんが心配されるように(昨日へのコメント)雨にも降られてしまいましたが、この時期晴れたら晴れたで日焼けが大変なんです。薄曇りの午前中、午後からパラパラの小雨、懇親会場に入った頃から土砂降りの大雨、梅雨のど真ん中での開催にも関わらず、楽しい一日を過ごすことが出来たことに感謝です。お陰で今日は全身筋肉痛…(泣。来年のためにこの筋肉痛が取れたら運動を開始します(毎年言ってます…笑)。
球技大会前日は神青会役員会。
開会前に、先日会長が招かれた兵庫県神青40周年記念でいただいたDVDを鑑賞し、戦歿者慰霊顕彰事業について話し合いがありました。戦歿者慰霊顕彰事業とは?又改めて書かせていただきます。。。
神様のお引っ越し♪
1日にお手伝いに行ってきました遷座祭についてを、詳しく書かせていただきます。遷座祭とは、神様をお遷し申し上げるお祭のことを言います。遷座祭は、定期的に社殿を新しくする場合(伊勢神宮や熱田神宮など)や、別の社殿に遷る場合(諏訪大社など)、また社殿の老朽化による改築などによる場合があります。
今回の津島神社さんでは、屋根の老朽化に伴う改築工事(屋根の葺き替えなど)による遷座祭でした。3月1日に仮殿遷座祭を行い、本殿より社務所内に設けた仮殿へ神様をお遷し申し上げました。あれから4ヶ月、新しく銅葺きに葺き替えられ、とても神々しく立派な社殿が完成し、神様には4ヶ月の間我慢をいただきました仮殿より、新しくなった御本殿へお遷りいただきました。
私がなぜ諏訪にお手伝い?と言いますと、この津島神社の宮司さんは長野県神道青年会のM副会長。一昨年の夏、神青会主催による夏季キャンプをこの津島神社で開催させていただき、参加した子供さんはもちろん、総代様にも大変喜んでいただきました。そして、仮殿遷座祭が行われました3月はまだ私が会長でしたので、参列をさせていただいたということもありまして、今回は会長職は退きましたが、完成した御社殿を見させていただきながらお手伝いをさせていただいたということです。
当五十鈴神社も拝殿が新しくなったばかりということもあり、中心になって先頭に立つ建設委員会や総代の皆さんのご苦労はよく解ります。お祭は午後8時から、暗い中行われましたが、私が着いた頃はまだ薄日が差しており、屋根の銅板が綺麗に見えました。ある総代さんが「この銅板が日中は周りの木々に反射してそれはそれは綺麗なんですよ!!」と、目を輝かせて私に話してくれました。とても印象に残った一言、と言いますか表情でした。氏子さんの喜ばれるお顔を拝見することほど、嬉しいことはありません。自分のお宮では無いですけれど、祭典後の直会では建設委員会や総代さんのお話しを聞きながら、すっかり美味しいお酒を飲み過ぎてしまいました。。。
(地元TVの取材を受けるM宮司)
神前結婚式♪
30日、五十鈴神社で結婚式がありました。
一昨年、拝殿が新しくなり、徐々に増えつつある五十鈴神社の神前結婚式。まだ木の香りが残る清々しい中、また梅雨の合間を縫っての晴天の中、お二人の門出をお祝いいたしました。
今月は一組予約があります。リハーサルや打合に来ていただく方や、当日参列された方、口を合わせたように「もっと宣伝すればいいのに」。。。
宣伝が苦手なんですよね…神社界(って一概に言ってはいけませんが)。ま、それをJCで学んでいるんですけど…。JCが終わったらチョビット大々的に(あれ?言葉が変ですか?)、大々的にチョビット♪PR活動してみましょうかね~。
昨日は「経営フォーラム」という伊那JC40周年記念事業に出席してきました。
中村文昭先生(伊勢でレストラン経営)と久保華図八先生(福岡で美容院経営)による基調講演(お二人とも、年間300を越える講演回数で引っ張りだこ)、そして伊那食品の塚越会長・茨城県経営品質協議会鬼沢会長を加え、コーディネーターに人と経営研究所大久保所長をお迎えしてのパネルディスカッションがありました。5時間強のフォーラムだったのですが、時間があっと言う間に過ぎるとはこのことです。神社と企業経営、直接結びつかないかも知れませんが、多くの気付きを得ることが出来ました。一言一言をブログにしたら50回以上のシリーズになるでしょうね…。もちろん、覚えていればの話しですが(笑)。JCで得たことを上手に神社に結びつけ、地域の皆様のために頑張っていきたいと思いました。。。