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玉串奉奠(たまぐしほうてん)♪

2017 - 05/20 [Sat] - 06:26

「大祭式」のお話シリーズ♪
第7回目は「玉串奉奠(たまぐしほうてん)」です。

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先ずは、玉串(たまぐし)って聞いたことありますでしょうか?

神社にお参りするときは
「2拝(はい)2拍手(はくしゅ)1拝」でお参りをしますが
ご祈祷(きとう)を受けたりお祭に参列した際
正式なお参りの時は「玉串」を捧(ささ)げてお参りをします。

正式な作法の前に、玉串についてお話し致します。

20080214180937.jpg

玉串とは、「榊(さかき)」の小枝に
「紙垂(しで)」という紙飾り?を
「麻(あさ)」で縛り付けたモノのことを言います。

20080214181828.jpg

画像が小さくて、見にくいと思いますが
本当の「榊」はツバキ科ですので
ツバキのように葉っぱの表面がツルツルしています。

20080214182836.jpg
(熱田神宮境内に自生している榊)

ですが、この辺で一般的に
榊」と呼ばれている植物の正式名称は
最初の玉串の画像のように「そよご」という木を使っています。
(「そよご」もしくは「そよぎ」)

本当の「榊」は、暖かいところでしか育たず
切った枝を水につけておくと、直ぐに根を張り始め
それを土に植えて育てるというのですが
この辺ではちょっと微妙でして…
ひとたび根が付いて冬を越してしまえば大丈夫とも言いますが
我が家では根が付いた例しがありません(涙。

この辺では
「そよご」を榊の代用品として玉串に使っていますが
この「そよご」も生息地は本州中部以南とされていますので
北の方へ行くと「竹」であったり
「ヒバ」などを代用品として使っています。

「榊」は、木偏に神と書く尊い木であり
その語源は栄える木にありますので
一年を通して青々としている木(常緑樹)
が代用品として使われるのだと思います。

さてそれでは、玉串の捧げ方についてお話し致しますが
「玉串」を御神前(ごしんぜん)に捧(ささ)げ
お参りをすることを「玉串奉奠(ほうてん)」と言います。

玉串を受け取りましたら
元(切り口)が御神前に向くように
時計回りに回して机の上にお供えします。

正式な作法ですが、玉串を神主さんからいただきます。

その時、向かって右に切り口が向くように渡されますので
右手は上から、左手は下から玉串を持ちます。

20080216085809.jpg

玉串を受け取りましたら、御神前にお進みいただきます。

20080215171930.jpg

この状態から、時計回りに玉串を回しますが
どの状態でも穂先が下を向かないように
気をつけながら行って下さい。

では、右手を体に引きつけるようにして、玉串を立てます。

20080215172223.jpg

次に、左手を右手のところまで持ってきて
玉串を掴みます。

20080215172345.jpg

ここからが難しいですよ~(苦笑
左手のスナップを利かせて
一気に玉串の切り口を御神前に向けるように

20080215173315.jpg

時計回りに、玉串を回します。

右手で、玉串の中程をとり

20080215173556.jpg

左手を、その右手に重ねるように添えます。

20080215173700.jpg

そして、少し机ににじり寄って
机の上にお供えします。

20080215173843.jpg

この時、気を付けなければいけないのは
必ず両手・両足を添えることです。

よく、片手でお供えする人を見かけますが
やはり神様にお供えするのですから
両手でお供えするのが良いと思います。

また、にじり寄るとき、片足を少し出したら
もう片方の足も揃えるように少し出した方が
片足でお供えされるより綺麗に見えます。

20080215174151.jpg

複数人が玉串をお供えするときは
最初の人は(最初は神主の場合が多いですが…)机の真ん中へ
次の人は右側へ、次の人は左側へお供えし
この順序でだんだん重ねていきます。

もちろん、スペースのない場合は
前の人に重ねていってください。

玉串を捧げましたら、にじり寄った分だけ下がります。
(にじり寄ってない場合は、下がる必要はありません)

続いて、「2拝(はい)2拍手(はくしゅ)1拝」をします。

まず、「拝(はい)」とは
「宮司一拝」の時にお話をしましたが
90度の「礼(れい)・お辞儀」のことを言います。

20080215190335.jpg

背中と床が並行になった状態をいいます。

この時、気を付けなければいけないのは
アゴを引いて頭が出ないように
または頭が下がりすぎないようにします。

次に起きあがりますが、手は両膝の両側で止めます。

この状態を、「小揖(しょうゆう)」
または「指建礼(しけんれい)」と言いまして
15度のお辞儀の状態を言います。

20080215190413.jpg

止めた状態から、再び拝をします。

20080215190335.jpg

起きあがってから、2回拍手をします。

拍手は、胸の高さで一旦手を併せた状態を作ってから行います。

20080215190715.jpg

手を併せた状態から、少し右手を引きます。

20080215190813.jpg

その状態から、肩幅に手を広げて、2回手を叩きます。

20080215191315.jpg

叩いた後は、少しずらしてある手を、今度は元に戻します。

20080215191142.jpg

そして、最後に1拝をします。

20080215191303.jpg

これ以上言うと、こんがらがってしまうかも知れませんが
正式には「2拝2拍手1拝」の前後に「深揖(しんゆう)」
といって、45度の礼をします。

20080215191544.jpg

以上が、玉串奉奠です。

玉串奉奠の方法は、殆どの祭典では一緒ですが
神葬祭(しんそうさい)といって神道のお葬式の場合は
「2拝2拍手1拝」の拍手を
「偲び手(しのびて)」といって、音が出ないように
手を2回併せるだけの拍手で致します。

今すぐは必要ないかとは思いますが
これから地域の役員として神社の祭典に参列されるとき
または赤ちゃんがお生まれになったり、結婚式をしたり
はたまた仲人を頼まれたり、家を建てたり
また前記のようにお葬式への参列であったり
必要なときに改めて検索していただければ嬉しく思います♪

せっかくですから、もっと正式には…(余計、こんがらがる?)
「2拝2拍手1拝」の、前後の「深揖」の前後
座る前と立った後に「小揖」」をします♪
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長野県の南に位置する駒ヶ根市
上穂・北割1区2区・中割・南割
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祭神は「天照大御神様」(伊勢)
「熱田大神様」(熱田)
「建御名方大神様」(諏訪)始め
13柱の神様が、明治に合祀。

9月23日・24日は当社例祭
中でも、宵祭(23日)に行う
「三国花火」が有名

ブログ執筆は宮司 白鳥俊明

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