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千の風になって♪

2008 - 09/11 [Thu] - 06:48

先日、映画「YASUKUNI」のお話しで、台湾の方が「靖國(やすくに)神社にあるお祖父さんの御霊(みたま)を分祀(ぶんし)して、台湾に連れて帰りたい」と言っていた…と書きました。

え?どこが「千の風」?と思われるかも知れませんが、お待ち下さい。
そこに行き着けるかどうか(無理かな?)分かりませんが、書いてみたいと思います。


いわゆる靖国訴訟、靖國神社にお祀りされている「英霊(えいれい・国のため、戦争で戦い亡くなられた方々の御霊)」の一部を分祀して欲しいという訴え。

「分祀」とは、その神社にお祀りされている複数の神様の内、一部を分けてお祀りすることです。

いわゆる「戦犯」という人の御霊は分祀するべき…台湾人や朝鮮人で日本のために戦って亡くなったから祀られているが、自分の国に帰して欲しい…遺族が違う宗教で、神社にご先祖様が祀られているのが苦痛であるから分祀して欲しい…等々、いろんな要求があるようです。

今回は、この内の2番目なわけですが、宗教の違い以上に、国柄の違いの方が面倒な気がします。

神社というものは、わが国の宗教観・死生観に基づいているものですから、他国のそれとはもちろん違います。

以前も書きましたが(お正月に魂をいただく♪ブログ参照)、私たち日本人は、産まれたら「体」に産土の神様から魂をいただき、亡くなったらその魂は「体」から離れて産土の神様の元へ帰り御先祖神として家の守り神様になるといった考えです。

どんな悪いことをして亡くなっても神様…とは言い過ぎかも知れませんが、例えば私の4代前の御先祖様が凄い悪党であったとしても、私はその人がいなければこの世にいないわけですし、日本人の死生観からすれば祖霊・御先祖神様なのです。(4代前の御先祖様、例に出してすみません…汗)

でも、「隋書(ずいしょ)」などの中国の書物によりますと、親の仇(かたき)の人の墓を掘り起こし骨を焼いて灰を飲み干したとか、または悪いことをした人の墓にはツバが吐かれ、掘り返されて悪さをされることもしばしばあるといいます。

それは、日本に神道という思想が根付いているように、中国に根付く「儒教(じゅきょう)」の教えにあるようです。
儒教の死生観は、死とは人間の精神を司る「魂」と肉体を司る「魂」が分離することとあり、それが合体すれば死者が蘇るといった考えで、それを防ぐために墓を暴き死体を破壊しなければ安心できないといった思想です。

「体」と「魂」と考える神道と似ているところもありますが、根本的に違うのは、亡くなったら神様と考えるところであり、敵も味方も神様になるという考えだと思います。
陰口を言うことを嫌う、もしくは人の陰口を気持ちよく思わないといった国民性も日本独特なのかも知れません。
死んだ人の悪口を言う…それを良く思わないのは、その最たるものですよね。

毎年8月15日になると、近隣諸国(特に中韓国)が騒がしくなりますが、亡くなった人(当時の軍国主義?)の魂が甦る…という考えもあるのでしょうか。

やっぱ…千の風に行き着きません(大汗♪
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>儒教の死生観は、死とは人間の精神を司る「魂」と肉体を司る「魂」が分離することとあり~

これ、両方とも「魂」になってますが、肉体の方は「魄」ではないですか?
字の形が似ている上に訓読みだとどちらも「たましい」なので紛らわしいですが、人の死後に天に帰るのが「魂(こん)」、そのまま肉体に留まるのが「魄(はく)」ですよね。

LOAGさんへ♪

そうです (*^_^*)

仰られる通り、魄と魂ですね。
コワイコワイ(苦笑。

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