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(質問)
当地のお祭りではお神輿を担ぐのですが、何故喪中の人は担いだり参加したり出来ないのですか?
宗教の問題なのでしょうか?
鳥居をくぐったりも駄目だと聞きましたが本当でしょうか?

駒ヶ根市「祇園祭」にて
(お返事)
喪中に関しましては、
こちらの「忌服ブログ♪」をご参照いただければと思いますが、日本人の遠慮深いところ…とでも申しましょうか。
他宗教のように、「あれはしてはいけない、これは駄目」というような決まりがない神道。
日々の規律は、日本人の宗教観に基づいています。
「あれはだめ、これはだめ」ということが書かれた戒律や教典があるということは、それをしてしまうような人がいたということが前提となりますよね。
日本人は昔から、道徳があり、高い徳を求め自分で、または誰となく注意しあい和をもって生活してきました。
そんな中で、喪中でケガレているから、「お神輿を担ぐのは遠慮しよう」、「神社へのお参りは遠慮しよう」そういった気持ちの表れだと思います。
「ケガレ」、以前もブログに書きましたが、一般的に「ケガレ」というと「汚いもの」といったイメージがどうしてもありますが、神道でいう「ケガレ」は、「気(け)」が「枯れる」、すなわち「気枯れ(けがれ)」をさします。
どういうことかと言いますと…。
親しい人が最近亡くなってしまって、悲しい…。
普段の気の状態と違う、気が枯れている、こんな状態を言います。
こんな状態の中で「神様にご奉仕して良いだろうか」、「みんなに迷惑を掛けてしまわないだろうか」、そういった気持ちから「遠慮」してきたのが、「駄目」と考え方に変化してしまったものだと思います。
現代の忙しい世の中、1年は喪に服す…といったような昔とは違い、通常で49日、神道でいう50日を過ぎると、平常の生活に戻されているのが現状だと思います。
もっといいますと、49日も会社を休んでいるわけにはいかないから…と、長くても10日くらいで普通の生活に戻されるのも普通になっています。
ですから、喪中でも、「神輿を担ぎたい」「神社にお参りしたい」というお心があれば、神輿を担いだり神社にお参りしても構いません。
ただ、その時は、お祓いを受けて担がれた方が、自分の気持ちも、自分が喪中だと知っている周りの方の気持ちも晴れるかと思います。
喪中で、そんな場合ではないのに、
役でどうしてもやらなければ…
そんなお気持ちも神様は見ていてくれると思います♪
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